1日(木)4時現在、大型の台風2号は、宮古島の南約140キロを1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。宮古島は暴風域に入りました。

台風2号 暴風域に入りました

1日(木)4時現在、大型の台風2号は、宮古島の南約140キロを1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。沖縄県の宮古島地方が風速25メートル以上の暴風域に入りました。

台風は、2日(金)にかけて沖縄地方にかなり接近するでしょう。沖縄では、猛烈な風や非常に強い風、海上は猛烈なしけや大しけとなるでしょう。また、非常に激しい雨が降って、大雨となる見込みです。暴風、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高波にも警戒して下さい。

猛烈な風とは

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猛烈な風とは、平均風速が30m/s以上の風を表しています。時速だと、およそ110km以上で、特急電車並みの速さです。このような猛烈な風が吹くと、走行中のトラックが横転したり、多くの樹木が倒れたりする恐れがあります。電柱や街灯で倒れるものや、ブロック塀や住家が倒壊するものがでる可能性もあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)

屋外での行動は極めて危険ですので、猛烈な風が吹くと予想される場合は、不要不急の外出は控えるようにしてください。

台風の暴風 家の中で いるべき所は

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台風は、中心が近づくにつれて暴風をもたらし、さらに台風のスピードが遅いと、暴風が長い時間続く場合があります。また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、建物に様々な物が飛んでくることもありますので、室内でも十分な注意が必要です。

具体的には、台風が近づいている時には、屋内でもできるだけ窓から離れましょう。なるべく家の中心部に近い所で、窓のない部屋に避難してください。もし窓がある場合は、窓を閉めて、カーテンを引き、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。風が強くなってからの屋外での作業は、暴風によって転倒する恐れがありますので、絶対にやめてください。