きょう7日は、関東から西では最高気温は昨日より高く、熊谷市や前橋市、名古屋市など所々で真夏日(最高気温30℃以上)となるでしょう。東京都心も昨日より4℃くらい高く、7月上旬並みの暑さになりそうです。熱中症に注意。

昨日より気温上昇 所々で真夏日

画像A

きょう7日、関東から九州では日中は日差しが届き、気温がグングン上がるでしょう。曇りや雨で気温の上がり方が鈍かった昨日と比べると、最高気温は5℃前後高くなる所が多くなりそうです。

特に気温が上がるのが関東の内陸部や東海です。前橋市や熊谷市、名古屋市では最高気温が30℃以上の真夏日になるでしょう。東京都心も30℃近くまで上がって、7月上旬並みになりそうです。湿度も高めで、蒸し暑くなるでしょう。

熱中症情報をみると、関東や東海、四国、九州で「警戒」となっている所が多くなっています。急な暑さで体調を崩さないよう、こまめな水分補給を心がけてください。沖縄も真夏日の所が多く、湿度も高いため、「厳重警戒」となっています。熱中症対策を万全になさってください。

熱中症予防

画像B

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

熱中症の応急処置

画像C

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。