東海地方では、この先も気温の高い状態が続き、この夏は例年以上に厳しい暑さとなりそうです。また、梅雨入り発表前ですが、来週は梅雨の走りとなり大雨に注意が必要です。

週間天気 来週は梅雨の走り 大雨に注意

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明日23日は前線がやや北上し、本州の南を低気圧が進む見込みです。今夜日付が変わる頃から、西の地域から雲が厚みを増すでしょう。段々と雨雲が近づき、明日23日の朝には雨の降りだす所がありそうです。沿岸部など南の地域ほど雨雲がかかりやすく、名古屋市内でも弱い雨の降る時間がありますが、大雨の心配はないでしょう。

24日(金)は雨雲は遠ざかり、東海地方にも一段と暖かい空気が流れ込む見込みです。日差しにも恵まれて各地で気温が上がりそうです。名古屋では最高気温31℃の予想で、今季2回目の真夏日となる可能性があります。また、明日23日との気温差が大きく、急に気温が上がるため、運動会の練習など屋外の活動は、熱中症に一層警戒してください。
25日(土)も晴れて暑さが続くでしょう。26日(日)は湿った空気が入るため、雲の多い天気となりそうです。

27日(月)から29日(水)にかけては、低気圧が日本海を東寄りに進み、前線が本州付近を通過する見込みです。広い範囲で天気が崩れ、雨の降る時間も長く大雨の可能性があります。予報がまだ先になるため、最新の天気予報をこまめにチェックするようにしてください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

この夏は暑い 梅雨入り前から大雨に注意

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昨日21日、名古屋地方気象台から3か月予報が発表されました。この先も高温傾向が続き、この夏は例年以上に厳しい暑さとなるでしょう。また、降水量は平年並みか平年より多く、大雨に注意が必要です。

来週は雨の降る日が多くなり、梅雨の走りとなりそうです。梅雨入り発表前ですが、本格的な雨のシーズンは近づいています。来週は大雨の可能性があるため、早めに備えをしておきましょう。特に、お子さんのレインブーツやレインコートのサイズが合っていない場合は、早めに新調するなどしておくとよさそうです。

東海地方の梅雨入りはいつごろ?

来週は雨の日が多いものの、6月上旬は高気圧に覆われる日が多く、晴れ間の出る日が多くなりそうです。東海地方の梅雨入りの平年は6月6日ごろですが、今年2024年の梅雨入りは平年より遅く、6月中旬ごろとなりそうです。
なお、昨年2023年の梅雨入りは、5月29日ごろでした。