夏真っ盛りの8月は気温も湿度も高くなるため、じめっとした蒸し暑さに悩まされるでしょう。
また、熱中症のリスクが高まる時期ですので、毎日快適に過ごせるよう、服装選びのポイントをしっかりチェックしておきましょう。
今回は、8月の服装を選ぶときのポイントや、おすすめのファッションアイテムをご紹介します。

8月の服装選びで大事なポイント

8月に着る服装を選ぶ際に押さえておきたい重要なポイントを3つご紹介します。
■1.通気性の良い服を選ぶ
気温・湿度ともに高くなる8月は、体に熱がこもらないよう、通気性の良い服装を選ぶのがおすすめです。
たとえば、風をよく通すリネンや綿などの素材や、吸湿速乾性に長けたポリエステル素材の服を選ぶと、汗でベタつきにくく、さらっとした着心地をキープできます。
服のデザインは、ややゆるめの方が風通しが良くなりますが、体にフィットするTシャツなどを着るときは、素材選びに気を遣うと快適に過ごせるでしょう。
■2.冷房対策をしっかりと行う
8月は、炎天下の屋外とエアコンの効いた屋内で気温差が大きくなる時期でもあります。
汗が引くと一気に体温が奪われてしまいます。
とくにデスクワークが多い方は、長時間冷気にさらされて体が芯から冷えてしまいますので、羽織り物を用意しておくと安心です。
薄手のシャツやカーディガンなら、屋外と室内を行き来する際にさっと着脱できて便利です。
女性なら、ノースリーブやキャミソールの上から、フェミニンなシャツワンピースをさらっと羽織るのもおしゃれでしょう。
■3.明るめ&涼しげなカラーを選ぶ
8月のファッションは機能性だけでなく、見た目の爽やかさにこだわるのも重要なポイントです。
特によく晴れた日は、暗めの色合いよりも、白や青など明るめの色を選ぶと、涼しげなイメージにまとまります。
落ち着いた色合いの服を着たいときは、トップスとボトムスのどちらかだけでも明るい色をチョイスすると重たくならずに済みます。


服装を決める前に押さえるべき8月の気候の特徴

8月に限らず、服装を決めるときは時期ごとの気候の特徴をしっかりチェックしておくことが大切です。
ここでは、服装を決める前に知っておきたい8月の気候の特徴を2つご紹介します。
■1.気温・湿度ともに高い日が続く
旧暦では8月初旬から秋に入りますが、実際には気温・湿度ともに高い日が続きます。
参考までに、以下では各地の8月の日最高気温と相対湿度の平年値をまとめました。[注1]
札幌:26.4℃/75%
仙台:28.2℃/81%
東京:31.3℃/74%
大阪:33.7℃/66%
福岡:32.5℃/72%
那覇:31.8℃/78%
平年値で見ても、北海道・東北エリアでも夏日(日最高気温25℃以上)、東京以西になると真夏日(日最高気温30℃以上)の日が多くなることがわかります。
一方、注目すべきは相対湿度で、大阪を除くと軒並み70%を超えています。
日本人の場合、気温と湿度から求める体感温度の指標である「不快指数」が80を超えるとほとんどの人が不快感を覚えるといわれていますが、例えば東京の8月の平年値である気温31.3℃、湿度74%の場合、不快指数はおよそ84になります。
不快指数はあくまで目安ですので、人によって感じ方は異なりますが、服装でうまく体温を調節しないと、暑さや汗のベタつきに悩まされやすくなるでしょう。
■2.熱中症のリスクが高まる
気温・湿度ともに高く、かつ日差しが強い8月は、熱中症のリスクも急激に高まります。
総務省がまとめた資料によると、直近7年間の6〜9月における熱中症を原因とした救急搬送人員のうち、8月が占める割合は3割〜4割と高い水準で推移しています。[注2]
熱中症は皮膚から逃げる熱や汗が少なくなると発症リスクが高まるため、通気性や吸湿・速乾性に長けた服装でしっかり体温調節しましょう。

8月の服装におすすめのファッションアイテム

8月のコーディネートにぜひ取り入れたいおすすめのファッションアイテムを3つご紹介します。
■1.リネン素材のシャツ
通気性の良いリネン素材のシャツは、夏場に一枚は持っておきたいアイテムです。
一枚で着ても良いですし、インナーにタンクトップやノースリーブ、キャミソールなどを着用してレイヤードスタイルにまとめることもできます。
無地のデザインを選ぶと、どんなインナーにも合わせやすいのでおすすめです。
■2.マリンテイストのボーダーシャツ
気温や湿度が高い日は、一枚でも着られるボーダーシャツが大活躍します。
白地にブルーラインの入ったマリンテイストのボーダーシャツなら、より夏らしく、爽やかな雰囲気を演出できます。
■3.コットン素材のカラーパンツ
さらっと履けるコットン素材のカラーパンツは、男女問わず人気の高いファッションアイテムです。
普段はなかなかカラーパンツを履く勇気がないという方も、無地の白Tシャツ×カラーパンツというベーシックスタイルなら、あまり抵抗なく着こなせるでしょう。

8月の気候の特徴を押さえて、快適なコーディネートにまとめよう

気温・湿度ともに高くなる8月は、不快指数も上昇しやすい時期ですので、通気性や吸湿・速乾性に優れた服を選ぶのがポイントです。
ただ、屋内はエアコンが効いて体が冷えやすいので、さっと羽織れるカーディガンや長袖シャツを用意しておくと寒暖差にも対応できます。
8月のコーディネートに迷ったときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」の服装指数をチェックしてみましょう。
気温や天気に合わせた最適なコーディネート例を紹介しているので、服選びの参考にできます。
服装指数は10日先まで公開していますので、お出かけ前に活用してみてはいかがでしょうか。
[注1]気象庁:過去の気象データ検索
[注2]総務省:令和2年(6月から9月)の熱中症による救急搬送状況