マレーとジョコビッチ(2011年全豪OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは9日に、世界ランク42位のA・マレー(イギリス)のインタビュー動画を公開。その中でマレーは引退までに獲得したいタイトルについて語っている。

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35歳で元世界ランク1位のマレーは今季、2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)ではA・ズベレフ(ドイツ)、L・ソネゴ(イタリア)らを下して決勝に進出。決勝では第3シードのD・メドベージェフに敗れるも準優勝をおさめた。

その後、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で3回戦敗退となると続くマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で初戦敗退を喫した。それでも、前週行われたエクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)で約18年ぶり3度目のチャレンジャー大会優勝を果たした。

今回のインタビューの中で「まだ優勝したことのない大会の中で、引退までに何としても獲得したいタイトルは何か」という質問を受けたマレー。

これに対しマレーは「全豪オープンはそのうちの1つになるだろうね。あとは全仏オープンも」と回答し、「ATPツアーではインディアンウェルズかな」と付け加えた。

マレーは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で過去5度決勝に駒を進めるも、決勝でR・フェデラー(スイス)に1度、N・ジョコビッチ(セルビア)に4度敗れいずれも準優勝となっている。

全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2016年に決勝に進出。決勝ではジョコビッチに敗れている。そのほかの年では4度のベスト4を記録しているが、R・ナダル(スペイン)に2度、ジョコビッチに1度、S・ワウリンカ(スイス)に1度準決勝で敗れた。

またマレーが最後に挙げたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)の最高成績は2009年の準優勝。決勝ではナダルに敗れた。

マレーは今日から開幕したBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に出場しており、1回戦で世界ランク130位のF・フォニーニ(イタリア)と対戦する。

なお、イタリア国際でのマレーの最高成績は2016年の優勝。決勝でジョコビッチを破っての優勝だった。



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