マッケンジー・マクドナルド
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位のM・マクドナルド(アメリカ)は同83位のM・チェッキナート(イタリア)に3-6, 5-7のストレートで敗れ、5大会連続の初戦敗退となった。敗戦したマクドナルドだったが、この試合では技ありボレーを披露し会場を沸かせている。

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今季、2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で4強入り、3月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でベスト8に進出しているマクドナルド。しかし、直近ではサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)に出場したものの初戦となった2回戦でダニエル太郎に敗れている。

この日、10本のウイナーを決めるも20度のアンフォーストエラーを犯したマクドナルドは4度のブレークを許す。リターンゲームでは2度しかブレークを返せず、1時間35分で力尽きた。

それでもこの試合、マクドナルドは技ありのボレーを披露。自身のサービスゲームでチェッキナートの返球にネット際で反応するとバックスピンをかけて相手コートに返球。回転がかかったボールは相手コートに入るとそのまま自分のコートに戻ってくるスーパープレーとなった。このプレーに

勝利したチェッキナートは2回戦で第21シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のためバウティスタ=アグはこの試合が初戦となる。

同日には世界ランク43位のE・ルースブオリ(フィンランド)、同54位のJ・J・ウルフ(アメリカ)、同59位のA・モルカン(スロバキア)、同107位のD・ゴファン(ベルギー)らが2回戦に駒を進めている。



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