試合中に負傷したイガ・シフィオンテク
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスで世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)は18日にSNSを更新。前日に行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)準々決勝での負傷についての状態を明かしている。

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21歳のシフィオンテクは今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)と4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)で優勝。前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)で準優勝し、BNLイタリア国際に臨んだ。

準々決勝は3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)でタイトルを獲得している23歳のルバキナと対戦。開始早々にはシフィオンテクのスマートフォンが鳴る珍事が発生。ベンチに戻り対応する事態となったものの、いきなりブレークに成功。そのまま4ゲームを連取し、第1セットを先取する。

しかし、続く第2セットをタイブレークの末に落とすとファイナルセット、互いにサービスキープを続け迎えた第4ゲーム終了時点でシフィオンテクが右大腿部を負傷し棄権を表明した。試合時間は2時間21分。

その翌日にツイッターを更新したシフィオンテク。今月28日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)への出場が危ぶまれるも「2、3日は必ず休むわ。そして、パリへのフライトを予約しているので、皆さん待っていて。では、また会いましょう」と楽観的なコメントを残している。