サバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

28日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子シングルスに第2シードとして出場するベラルーシ出身のA・サバレンカが大会を前に記者会見に臨み、ウクライナ人選手の握手拒否について見解を述べた。

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25歳で世界ランク2位のサバレンカは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を果たすと、今月行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)決勝で同1位のI・シフィオンテク(ポーランド)を破り優勝を飾っている。

サバレンカは今大会の1回戦で同39位のM・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。ウクライナ出身のコスチュクはロシアとベラルーシ国籍の選手との握手をこれまで一貫して拒否しており、会見でサバレンカはこのことについて見解を述べた。

「もし彼女(コスチュク)が私を嫌いでも問題はない。これについては私は何もできない」

「私のことを好きな人もいれば、嫌いな人もいる。もし彼女に嫌われたとしても、私は彼女に対してそのようなことは感じない」

「握手をしないことについては理解できる。ロシア人やベラルーシ人と握手をすると、母国からたくさんのメッセージが届くんだろうと想像ができる」

「だから彼女たちが握手をしない理由は多少なりとも理解できる。同時に、スポーツは政治に関わるべきでないとも感じている。私たちはただのアスリートなのだから」

「握手をしないことで彼女たちが気持ちよく過ごせるのであれば、私はそれでいいと思うわ」

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