アルカラスに2回戦で敗れたダニエル
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2021年のオエイラス・オープン(ポルトガル/オエイラス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)の準決勝で1度だけ対戦していた両者。そのときダニエルは当時世界ランク114位のアルカラスに2-6, 7-5, 2-6のフルセットで屈していた。
2年ぶりの再戦となったこの日、ダニエルは序盤からアルカラスの強烈なフォアハンドに押され第1セットを落とすも、第2セットではバックハンドにダニエルがショットを集め、アルカラスのミスを誘うことに成功。セットカウント1−1に追いつく。
しかし、第3・第4セットではアルカラスがさらにギアを上げ、サーブ&ボレーやドロップショット、回り込んでのフォアハンドを放つなど徐々に主導権を握られ、2時間25分で力尽きた。
ダニエルは敗戦後の会見でこれまで対戦したジョコビッチやマレー、そして現在世界ランク2位のD・メドベージェフとアルカラスを比較した。
「(アルカラスは)毎大会良い結果を残しているなと。今のトップ3はアルカラス、ジョコビッチ、メドベージェフですけど、どこのサーフェスでやっても1番勝てないなぁって感じるのはアルカラスかもしれないです。ジョコビッチは精神的に崩れそうなときがあったりとか、メドベージェフだとクレーが少し怪しかったりとか」
「アルカラスは伸びしろがある感じがあるので、そこが難しいと。なのでアルカラスがナンバー1かなという感じはしますけど、ジョコビッチは尊敬する選手なのでそこは忘れてはいけないなと思います」
「ジョコビッチとかマレーはボールの威力自体はそこまでアルカラスに比べたら強くないんです。ただ、アルカラスに比べたら安定感が少しある、けど、アルカラスの回り込みのフォア打たれたら、本当にどこにくるか分からないし、前で待てばいいのか後ろで待てばいいのか。特に自分のサービスのときにすごいやりにくさがあって。毎回リターンは返ってくるし、返ってきたときにだいたいいいところに返ってくるんです」
アルカラスは3回戦で第26シードのD・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは2回戦で世界ランク106位のM・アルナルディ(イタリア)をセットカウント3-1で下しての勝ち上がり。
同日には第3シードのN・ジョコビッチ、第5シードのS・チチパス(ギリシャ)、第7シードのA・ルブレフらが3回戦へ駒を進めた。
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