ロレックス・パリ・マスターズでのマナリノ
画像提供:ゲッティイメージズ
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35歳のマナリノは今季、今年7月のインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)と9月末のアスタナ・オープン(カザフスタン/アスタナ、ハード、ATP250)で優勝。今大会は初戦の2回戦で世界ランク94位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、準々決勝で第7シードのS・オフナー(オーストリア)、準決勝で同80位のP・コトフを下し決勝へ駒を進めていた。
決勝戦、第1セットをタイブレークの末に取ったマナリノだったが第2セットでは初タイトルを狙う21歳のドレイパーに5本のサービスエースを決められるなどリターンで苦戦。1度もブレークチャンスを得られないままセットカウント1−1に追いつかれる。
それでも迎えたファイナルセットではファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。ドレイパーに1度もブレークを許さないプレーを披露すると、リターンゲームでは第6ゲームで訪れた唯一のブレークポイントを決め切りブレークに成功して2時間17分で今季3勝目をあげた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマナリノのコメントが掲載されている。
「今年を締めくくるには、間違いなく最高の方法だったね。素晴らしい1年だったし、ちょっと疲れちゃったけど、いいプレーができたときは本当にモチベーションが上がるよ。コート上では素晴らしいプレーができていたし、結果にも満足している」
1シーズンに3タイトル以上獲得した男子フランス人プレーヤーは2017年のJW・ツォンガ(フランス)(4勝)とL・プイユ(フランス)(3勝)以来6年ぶりとなった。