2021年のマドリッドOPでの錦織
画像提供:ゲッティイメージズ

24日に開幕するムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は3日に公式サイトで、世界ランク353位の錦織圭がワイルドカード(主催者推薦)で出場すると発表した。

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34歳の錦織は昨年7月に行われたアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)で8強入りしたものの、同大会で左ひざを負傷。その後、欠場が続き2023年シーズンでの復帰はかなわなかった。

それでも今年2月には元世界ランク7位のT・ヨハンソン(スウェーデン)を新コーチとして招へい。続いてマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)への出場も発表。同大会では1回戦で世界ランク40位のS・オフナー(オーストリア)に敗北したものの、約8ヵ月ぶりの復帰を飾り、コート上で躍動する姿をファンに見せた。

今月は1日から開幕したフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)と15日に開幕するバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に出場予定だったが、フェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権は欠場。それでも1日には、拠点とするIMGアカデミーでクレーコートでのプレーをしている動画を共有した。

マドリッド・オープンには2021年以来3年ぶり10度目の出場。最高成績は2014年準優勝で、当時はM・ラオニッチ(カナダ)やF・ロペス(スペイン)、D・フェレール(スペイン)らを下し決勝に進出したものの、最後はR・ナダル(スペイン)との熱戦のさなかファイナルセットで途中棄権となった。


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