ディエゴ・シュワルツマン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク8位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)は17日に自身のSNSを更新。来年の南米での大会開催の縮小に不満を示した。

>>南米勢が躍進!BNLイタリア国際組合せ<<

これまでシングルスツアー4勝をあげ2020年10月には世界ランク8位を記録した31歳のシュワルツマンは、今月5日に自身のSNSで2025年の母国アルゼンチンでの大会を最後に現役を引退すると発表。

その後、現在行われているBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に出場し予選を突破して本戦入り。本戦1回戦では世界ランク70位のA・ブキッチ(オーストラリア)に敗れた。

同大会は16日までにベスト4が出揃い第21シードのN・ジャリー(チリ)と第29シードのA・タビロ(チリ)の2名のチリ人の選手が4強入りした。

これを踏まえシュワルツマンは自身のXを更新し「ローマで準決勝に2人のチリ人。世界のベスト30にラテン系が6人… そして来年、ATPは南米からトーナメントを外し、ブエノスアイレスにはATP500を与えないと決めた。ラテン系の選手たちは、コート上で自分たちが何者であるかを世界に示し続けなければならないだろう」と投稿した。

男子プロテニス協会のATPは昨年、2025年シーズンに現在「ATP250」として行われている3大会を「ATP500」大会に格上げすると発表。

さらにその後、南米のツアー大会のうちコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)が2025年は開催されないことが決まった。

昨年の発表の際にシュワルツマンはアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)が格上げされなかったことを批判しており、今回の投稿はこれに付随するものとなった。

現在世界ランキングのトップ100には13名の南米出身選手が名を連ねているが、来年の南米開催のツアー大会は現状3大会のみとなっている。


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