決勝進出を果たしたズベレフ
画像提供:ゲッティイメージズ
>>ズベレフらBNLイタリア国際組合せ<<
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2017年以来7年ぶり2度目の大会制覇を狙うズベレフは今大会、初戦の2回戦で世界ランク70位のA・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で同54位のL・ダルデリ(イタリア)、4回戦で同53位のN・ボルジェス(ポルトガル)、準々決勝で第11シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し4強入り。
対するは3回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)や4回戦で第16シードのK・ハチャノフを破ったタビロとなった。
この試合の第1セット、ズベレフは2度のブレークを許すなどで第3ゲームから5ゲーム連取を許し先行される。勢いを取り戻したいズベレフだったが、第2セットは1度もブレークチャンスを掴めないままタイブレークへ。タイブレークでも先にミニブレークを許したが、そこから3度のミニブレークに成功し逆転。2度目のセットポイントをものにしセットカウント1−1に追いついた。
ファイナルセット、ズベレフは第3・第5ゲームでブレークに成功。取り戻した主導権を手放すことなく、2時間17分で勝利した。この試合でズベレフは10本のサービスエースと5本のダブルフォルト記録。ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率は80パーセントだった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。
「第2セットは、ただ耐えていたね。エネルギーを高めていた。今日は本当にただ耐えて待っていただけで、忍耐強さが良かった。彼(タビロ)は第1セットで僕をコートから打ち落として、僕はまったくいいプレーができなかった。彼は僕にリズムを与えてくれなかったけど、タイブレークで逆転して、第3セットで逃げ切ることができてよかったよ」
決勝では第21シードのN・ジャリー(チリ)と対戦する。ジャリーは準決勝で第14シードのT・ポール(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたタビロは「ATPマスターズ1000」初の決勝進出とはならなかった。
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