(左から)ジャリーとズベレフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は19日、シングルス決勝が行われ、第21シードのN・ジャリー(チリ)は第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)に4-6, 5-7のストレートで敗れ「ATPマスターズ1000」初のタイトル獲得とはならなかった。

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28歳のジャリーは今大会、初戦の2回戦で世界ランク37位のM・アルナルディ(イタリア)、3回戦で同125位のS・ナポリターノ、4回戦で同109位のA・ミュレール(フランス)、準々決勝では第6シードのS・チチパス(ギリシャ)、準決勝で第14シードのT・ポール(アメリカ)を下し決勝に進出した。

決勝戦、ジャリーはファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。ズベレフのブレークを2度に抑えるも、リターンゲームでは試合を通してわずか5ポイントしか奪うことができずに苦戦。ズベレフに対し1度もブレークチャンスを握ることができずに1時間41分で力尽きた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジャリーのコメントが掲載されている。

「今の僕の気持ちは、ローラン・ギャロスに行って、もっといいプレーをしたいってことなんだ。とてもやる気がある。それが今の僕の気持ちだ」

「彼(ズベレフ)のファーストサーブのパーセンテージはかなり高かったと思う。どれくらいかはわからないけど、チャンスが足りなかった。彼はとても高い位置からボールを打つから、バウンドがとても特別なんだ。その軌道をつかむのに時間がかかってしまった」

勝利したズベレフは「ATPマスターズ1000」6勝目。また、ツアー通算22勝目となった。ジャリーとズベレフは26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に臨むこととなる。


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