アルカラス、フルセットの死闘制し3回戦へ

現地5月25日、「全仏オープン」男子シングルス2回戦が行われ、第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク6位)は、アルベルト・ラモス・ビニョラス(スペイン/同44位)と対戦。6-1、6(7)-7、5-7、7-6(2)、6-4で4時間34分の死闘を制し、3回戦進出を決めた。



今シーズン、ATPマスターズ1000の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ)と「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)を制すなど、すでにシーズン4勝を挙げている19歳のアルカラス。今大会初戦ではファン・イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン/同141位)を6-4、6-2、6-0で下し、優勝候補の一人としてその実力を見せつけた。

だが、同じスペインのベテラン、34歳のラモス・ビニョラスとの2回戦はタフな戦いになった。

2020年の初対戦から2連勝している相手に、アルカラスは強烈なフォアハンドを武器に攻める。1-1から一気に5ゲームを連取し、6-1とわずか27分で第1セットを奪う。

しかし、ここからラモス・ビニョラスが反撃。アルカラスのバックハンドを狙って攻撃を封じ込めるとともに、勝負所ではフォアハンドにきっちり攻め、アルカラスにコースを読ませない。ベテランのラモス・ビニョラスの術中にはまったアルカラスは、ミスが増えて第2セットをタイブレークの末に落とすと、第3セットでも5-5からブレークを許して、5-7で2セットを連取される。

第4セットでも先にリードしたアルカラスだったが、ラモス・ビニョラスの精度の高いショットを前にミスが重なり2ブレークを許し、4-5に。ラモス・ビニョラスにマッチポイントを握られてしまう。

それでもストローク戦で攻め抜いたアルカラス。土壇場でブレークに成功すると、タイブレークも制して、試合は最終セットへ持ち込む。

勝負の最終セット、アルカラスは第2ゲームでブレークを許したものの、第5ゲームでチャンスを手にする。ラモス・ビニョラスは左右に振って、オープンコートを作りボレーを放ったが、これをアルカラスが驚異のスピードで追いついてウィナー。スーパープレーでブレークバックし、勢いづいたアルカラスは第7ゲームでもサービスゲームを破って、リードを奪う。直後のゲームではブレークされたが、4-4の第9ゲームで、またしても広い守備範囲を見せて3度目のブレーク。第10ゲームをサービスエースで締めくくり、4時間34分の死闘を制した。

アルカラスは、3回戦で第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ/同30位)と対戦。コルダは、2回戦でリシャール・ガスケ(フランス/同70位)を7-6(5)、6-3、6-3で下している。

■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート


著者:Tennis Classic 編集部