3年ぶり出場の内山靖崇が予選2回戦進出
現地5月21日、今年2つ目となるグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)の男子シングルス予選1回戦が行われ、内山靖崇(積水化学工業/同214位)が登場し、予選2回戦に進出した。



20日から5日間にわたって行われ、3試合を勝ち抜いた選手が本戦への切符を手に入れることができる全仏オープン予選。

昨年のウィンブルドン以来となるグランドスラム予選となった31歳の内山は、2021年大会以来の全仏オープンで、予選は5年ぶりとなる。初戦では、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のマティス・エアハルト(フランス/同333位)と対戦した。

試合は、第1セット第6ゲームでのピンチを防いだ内山が、続く第7ゲームで相手のダブルフォールトもあってチャンスを握ると、これを生かしてブレーク。サービング・フォー・ザ・セットとなった5-4ではピンチもあったが、しのいで6-4でセットを奪う。

第2セットは2ブレークを許して2-6で落としたものの、最終セットでは互いに1度ずつブレークした競った展開に。試合終盤の第11ゲームで2度目のブレークに成功して7-5と、2時間38分の熱戦の末に予選2回戦に進出した。次戦では、ロマン・アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン/同145位)と対戦する。

22日には内山と望月慎太郎(木下グループ/同163位)が予選2回戦に臨む。

<5月21日の日本人男子シングルス予選1回戦の試合結果>
○内山靖崇 6-4 2-6 7-5 ●M.エアハルト[WC]

<5月22日の日本人男子シングルス予選2回戦試合予定>
・コート4第1試合(日本時間17時開始)
望月慎太郎 vs. S.ナポリターノ[18]

・コート12第3試合(日本時間17時に第1試合開始)
内山靖崇 vs. R.A.ブルチャガ

著者:Tennis Classic 編集部