2年ぶり出場の大坂なおみは初戦で世界48位と 現地5月23日、今年2つ目となるグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)の女子シングルス本戦の組み合わせが発表され、プロテクトランキングで出場する大坂なおみ(フリー/世界ランク134位)は、1回戦でルシア・ブロンゼッティ(イタリア/同48位)で対戦することとなった。



今年1月にコートに戻ってきた大坂は、復帰直後こそ勝ち星に恵まれなかったものの、実戦を重ねて苦手とするクレーコート・シーズンに突入。ここまで3大会をこなし、ダリア・カサトキナ(同11位)やリュドミラ・サムソノワ(同19位)らトップ20の選手から勝利を挙げている。

2016、2018、2019年の3回戦が最高成績となっている全仏オープンは2年ぶり7度目。初戦では初対決となるブロンゼッティが相手となる。これに勝利すると、2回戦では前哨戦のWTA1000マドリードとローマの2大会連続優勝し、今大会も3度制しているイガ・シフィオンテク(ポーランド/同1位)と対戦する可能性がある。

また、大坂以外の日本勢では日比野菜緒(ブラス/同96位)がストレートイン。初戦の相手は、ベルナルダ・ペラ(アメリカ/同70位)と対戦する。クレーコート・シーズンではまだ勝利を挙げられていないが、2年連続6度目となる今大会で3年ぶりの初戦突破を狙う。

なお、20日からシングルス予選が行われており、内島萌夏(安藤証券/同80位)が3試合を勝ち抜いて本戦への切符を手に入れている。

著者:Tennis Classic 編集部