現地17日、イタリア/ローマで開催されているBNLイタリア国際で女子シングルス準々決勝が行われ、ディフェンディングチャンピオンのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第3セット途中で大腿部の負傷により棄権、エレナ・リバキナ(カザフスタン)の準決勝進出が決まった。

今季2番目のグランドスラムである全仏オープンの出場が危ぶまれていたシフィオンテクだが、同タイトル防衛に向けて準備を始めていることを明かした。

EUROSPORTによると、シフィオンテクは「あの後、療法士と一緒に検査をしたの。全く深刻な状況ではなかったから、すぐに戻ることに対して前向きに考えているわ」と話した。

また、「確かに疲れているわ。ストレッチやハードな動きをした時に痛みを感じていたから、(BNLイタリア国際で)プレイをやめたことは正しい決断だったと思っているの。私にとって一番大事なことは、安全にプレイすることで、夜や夜中の試合を続けた後の厳しい状況で体を酷使することではないわ」と続けた。

今の心境について、「数日の休みが得られて嬉しいわ。WTAのタイトなスケジュールでは、(前大会の)ポルシェ・テニス・グランプリ以来ほとんど回復できていなかったから」とコメントした。

BNLイタリア国際で3年連続優勝を狙っていたシフィオンテクは、同大会で14連勝中だった。

メジャー3冠を誇るシフィオンテクの全仏オープンタイトル防衛は、本選が開始される現地28日から始まる。

(コメント引用元:https://www.eurosport.co.uk/tennis/roland-garros/2023/iga-swiatek-positive-she-will-be-fit-to-defend-french-open-title-at-roland-garros-despite-nursing-th_sto9612858/story.shtml)