現在ツアーから離脱しているラファエル・ナダル(スペイン)の復帰時期に、叔父のトニー・ナダル氏が言及した。

今年の全豪オープンを最後に公式戦に姿を現していない37歳のナダルは、夏には手術を受けた。トニー氏によると、ナダルは来季の全豪オープンで復帰する可能性があるという。ナダル自身は、2024シーズンがプロテニス最後の1年になる可能性があると発言しているが、復帰時期については明言していない。

また、デビスカップでスペインのキャプテンを務めるダビド・フェレール氏は、11月のデビスカップ・ファイナルズにスペインが勝ち進めば、ナダルが参戦する可能性があることを示唆している。もしくは、来季のクレーシーズンまで復帰を伸ばす可能性もあるという。

Eurosportによると、トニー氏は「ラファは良い感じに回復している。すべてがうまくいけば、ラファは来季の全豪オープンで復帰したいと考えている」と述べた。

全豪オープンで2度優勝を誇るナダルは、怪我で数カ月間離脱した直後の2022年大会でタイトルを獲得した。

全豪オープンは、グランドスラム25度目のタイトルを狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)が優勝候補に挙がるだろう。

トニー氏は全米オープンの決勝後、ジョコビッチについて「おそらく歴史上最高の選手だ」と評価。

トニー氏は「ジョコビッチは素晴らしいチャンピオンだ。彼のレベルまで到達するのは難しいだろう。僕の甥に限らず、すべての選手にとってね」、「歴史上最強の選手を決めるのは難しいが、タイトルの数からしてジョコビッチと言える。(ロジャー・)フェデラー(スイス)はジョコビッチ以上のレベルでプレイしていた時があったと思うが、数字で見れば間違いなくジョコビッチがベストだと思う」と語った。

ジョコビッチは四大大会で史上最多の24度優勝しており、ナダルとの差は2つ。フェデラーは20度タイトルを獲得している。

(コメント引用元: https://www.eurosport.com/tennis/rafael-nadal-recovering-well-from-surgery-and-wants-to-return-for-2024-australian-open-says-uncle-to_sto9792217/story.shtml)