現地8日、ブルガリア/ソフィアで開催されているソフィア・オープンでシングルス2回戦が行われ、ジャック・ドライパー(イギリス)がトップシードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を7-5,6-2で下すアップセットを起こし、ツアーレベルではキャリア7度目となる準々決勝進出を果たした。

先週のチャレンジャーツアーで5度目のタイトルを獲得したドライパーは質の高いなパフォーマンスを披露。ファーストサーブが入った時に89%(31/35)の確率でポイントを獲得し、1時間48分で試合を制した。

ATPによると、ドライパーは「ロレンツォは素晴らしい選手だ。若手の中でトップ選手のひとりだ。だから、挑戦になることは分かっていた」、「序盤はもたついたが、勢いがつくと満足するプレイができた。自信に満ちた気分だ。素晴らしいテニスをした」と語った。

9月の全米オープンでは4回戦に進出した21歳のドライパーは、ツアーレベルではキャリア初となるタイトル獲得を狙っている。

同日行われた2回戦では、第2シードのエイドリアン・マンナリノ(フランス)がアルベルト・ラモス=ビノラス(スペイン)を6-4,6-4で下し、ツアーレベルのハードコートで200勝をあげるとともに、準々決勝進出を決めた。

世界ランク25位のマンナリノは、男子フランス人選手としては2016年のガエル・モンフィス以来初となる1シーズンで40勝以上あげた選手となった。

(コメント引用元: https://www.atptour.com/en/news/sofia-2023-wednesday)