現地19日、イタリア/ローマで開催されたBNLイタリア国際で男子シングルス決勝が行われ、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がマスターズ1000決勝初進出のニコラス・ジェリー(チリ)を6-4,7-5で破り、同大会2度目のタイトルを獲得した。

ズベレフは1時間41分の試合を通して素晴らしい身体能力でジェリーのビッグヒッティングに応じると、両サイドに深く打ち込むことでジェリーに一貫したプレイをさせなかった。

ATPによると、ズベレフは「彼は素晴らしいプレイをしていた。彼が今週ここで破ってきた選手たちを見れば明らかだろう。素晴らしいテニスをしている。彼がこのようなプレイを続ければ、このレベルでも多くのチャンスを掴むだろう。彼にはそう彼に伝えた。今日は勝者となることができて本当に嬉しい」と述べた。

ツアータイトル22冠を誇るズベレフが今大会を通して落としたセット数は、わずか1。ズベレフは2017年の同大会をわずか20歳という若さで制していた。

Infosys ATP Statsによると、2022年のムチュア・マドリード・オープン以来初、キャリア11度目のマスターズ1000決勝に臨んだズベレフは、95%(37/39)の確率でファーストサーブポイントを獲得した。

ジェリーのビッグサーブに深く安定した打球で対抗したズベレフは、ジェリーとの対戦成績を5勝2敗に伸ばした。

(コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/zverev-jarry-rome-2024-final)