現地22日、フランス/パリで開催されている全仏オープン予選で男子シングルス2回戦が行われ、今季限りで引退を表明しているドミニク・ティエム(オーストリア)がオットー・ビルタネン(フィンランド)に2-6,5-7で敗れ、全仏オープンに別れを告げた。

ティエムは2018年と2019年に準優勝、2016年と2017年にベスト4進出という実績を誇る。

今年の全仏オープン出場は叶わなかったティエムだが、試合終了後にはコートのスクリーンにティエムが活躍する姿が映し出され、大会ディレクターからトロフィーを授与された。

ATPによると、ティエムは「素晴らしい別れになった。この大会とはすごく特別な関係がある。ジュニアの時に決勝に進出してから、この大会やファンと素晴らしい関係を築いてきた。最高の結果を残しているし、素晴らしい経験や思い出もたくさんある。グランドスラムで最高の成績を残しているのもこの大会だ。毎年楽しみにしていたんだ」と語った。

同日行われた予選2回戦では、望月慎太郎が第18シードのステファノ・ナポリターノ(イタリア)を6-3,6-2で下し、3回戦へ駒を進めた。

20歳の望月の今季のツアーレベルの成績は0勝3敗と、まだ1勝もあげていない。ツアーレベルの大会では全豪オープン、BNPパリバ・オープン、香港オープンに出場し、いずれも1回戦で敗退した。

(コメント引用元: https://www.atptour.com/en/news/roland-garros-qualifying-day-3-2024)