現地23日、全仏オープン男子のドローが発表された。
錦織圭は1回戦でラッキールーザーか予選通過選手と対戦。勝ち上がると、2回戦で第15シードのベン・シェルトン(アメリカ)と、3回戦で西岡良仁と顔を合わせる可能性がある。順当に勝ち上がると、4回戦で第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と激突する。

ダニエル太郎は1回戦で第6シードのアンドレイ・ルブリョフ(ロシア)と、西岡は第21シードのフェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)と対戦する。

14度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)は、1回戦で世界ランク4位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と当たる。

37歳のナダルの同大会の成績は112勝3敗、ナダルとズベレフの対戦成績はナダルの7勝3敗だ。両者は2022年の全仏オープン準決勝で対戦し、当時は第2セットでズベレフが足を捻り棄権したため、ナダルが勝利した。1回戦を突破したほうが、2回戦で元世界ランク7位のダビド・ゴファン(ベルギー)もしくはジョバンニ・ムペシ・ペリカール(フランス)と対戦する。順当に勝ち上がると、4回戦でホルガ・ルーネ(デンマーク)と顔を合わせる。

ダニール・メドベージェフ(ロシア)は1回戦でドミニク・ケプファー(ドイツ)と対戦する。順当に勝ち上がると、準決勝でズベレフと対戦する。全仏オープンでのメドベージェフの最高成績は2021年のベスト8だ。

ディフェンディングチャンピオンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、1回戦でワイルドカードのピエール=ユーグ・エルベール(フランス)と顔を合わせる。シード選手が順当に勝ち上がると、3度の優勝を誇るジョコビッチは準々決勝でキャスパー・ルード(ノルウェー)と当たる。ルードは1回戦でネクストジェンのヤクブ・メンシク(チェコ)と対戦する。

今季まだタイトルを獲得していないジョコビッチ今週、ジュネーブ・オープンに出場しており、ハイレベルなプレイを見せている。ジョコビッチは全仏オープンでグランドスラム25冠と、世界ランク1位の維持を目指す。