スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組「Dr.Recella presents江原啓之 おと語り」
。今回は、結婚しているが性交渉やキスの経験がないと悩む方からのメッセージを紹介。江原が“ことば”を届けました。

江原啓之



◆「時間がたてばできる?」
「結婚して1年になる夫がおります。7歳年上で、いまどき珍しいかもしれませんが、親から紹介されたお見合いで結婚しました。ですが、お付き合いを1年、結婚生活を1年経ても、性交渉どころかキスもしたことがありません。仲が悪いわけでは決してなく、食事も一緒に取り、一緒に眠ります。冗談をいい合って、いつも明るいふたりです。時間が経てば、できるようになるだろうと軽く考えていました。しかし、数年前から私の生理不順が悪化してしまい、病院に通い始めたのですが、治療の過程でどうしても『夫はいるが性交渉をしたことはない』という話をしなければなりません。先生によっては、ぶしつけに『なんでなの?』と聞かれます。男性医師の場合、顔から火が出るほど恥ずかしいです。普通の人が当たり前にできることが、どうして私にはできないんだろうと、自分に失望しています。私は主人以外の男性とお付き合いをしたことがないので、夜の営みに抵抗があるのが一因だとはわかっているのですが、なかなか前に踏み出せません。このことは誰にも相談できず、孤独な気持ちです。子どもはいつか欲しいと思っており、夫もそう思っているようです。このまま私の身体が良くならなければ、本当に子どもが産めなくなってしまうのではないかと不安でいっぱいです」

◆江原からの“ことば”
「非常に深刻ですね。結婚されているからより深刻ですが、独身の方でも性交渉をしたことがないという人が今は結構多い。私は『an・an』(マガジンハウス)の連載を20年近くしています。『an・an』は“セックス特集”などもあって、自由で進んだ女の子たちが読んでいる雑誌だと思われがちですが、実際は違う。知性は持っているけれど、経験や実践が伴っていない方が結構多く、リサーチ目的で買うのが実情なんです。既婚者でも、あなたのケースのように最初からないという方もいれば、セックスレスで悩むという方もいる。セックスレスになる場合のほとんどは“ストレスフルだから”。睡眠すらろくにとれないような時代に、なかなか時間はとれない。だから、都会人に多いと思う。なので、まずはあなたも自分だけだと思わないこと。あまり自分を責めないで欲しい。
『夜の営みに抵抗があるのが一因だとわかっている』というけれど、結婚は夫婦の問題。あなたが拒んでいるわけではない。まずは第1段階としてはスキンシップから始める。手をつなぐとか、仲がいいのだから隣に座ったりする。私のいうところのオーラマーキング。彼自身が奥手なのかもしれない。また、スキンシップをしていないと、そういう深刻な話はできない。スキンシップの中で『何か問題があるのかな?』とか『自分に問題があるのかな?』と、仲がいいから話していく。次の段階で問題があるのならば、病院や医師に相談をする。そうでないのであれば、1から自分たちで努力をしてみる。非常に難しい問題ですが、仲良しだったらできるはず。一気に問題に集中すると大変だから、少しずつ。
困ったときほど感情ではなく理性。ふたりとも奥手なら、恋人から始めていけるのだからすごく楽しいと思う。こういうご夫婦はずっと仲良しさんでいられる可能性が高い。希望を持って進めていっていただきたいと思います。体のことは、気を付けて大事にしていってくださいね。社会問題があると、みなさんからお便りを募集したりしたこともありますが、こういう問題も恥ずかしいことではなく、ラジオだからこそリスナーのみなさんからもご意見を募集したいと思います。同じようなことを克服した方、同じような状況でいる方、工夫をされている方。お便りをいただけたら嬉しいです」

◆江原啓之 今宵の格言
「人生に傷つくことなどありません。磨かれたのです」
「人生を味わい深くするスパイス。それが悩みです」

<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/