トランプ氏の演説にジャーナリストが苦言「ちぐはぐした内容」

中西哲生がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。2月7日(木)放送の「BREAKFAST NEWS」のコーナーでは、ジャーナリストの仲野博文さんにドナルド・トランプ米大統領がおこなった「一般教書演説」について伺いました。



2月5日(火)夜におこなわれたトランプ大統領の一般教書演説について、「ちぐはぐした内容だったという印象が拭えない」と仲野さんは率直な感想を口にします。トランプ大統領は演説のなかで、分断された社会が再び1つになるべきだと主張。同時に、自らの考えと異なる個人やグループに対しては攻撃的な姿勢を崩さなかったため、仲野さんは「トランプ政権はこれからも同じような形で進んでいきそうな印象を受けた」と言います。

移民問題については、壁を建設することによって多くの犯罪が未然に防げると強調したトランプ大統領は、「不法移民の流入はアメリカ社会にとって重大な危機である」と語りました。ところが、仲野さんによると、壁やフェンスを建設することによって不法入国が大幅に減るのか、疑問を呈す声もあるそうです。また、ある調査では不法移民のおよそ7割は、合法的にアメリカに入国してオーバーステイしているケースだそうで、「壁やフェンスを建設することによる費用対効果は果たしてどうなのか、という声も上がっている」と言います。

演説のなかで一番強く、そして何度も語った言葉は“強いアメリカ”だったと仲野さん。それだけに「ロシアとの関係が非常に気になった」と続けます。
冷戦時代にアメリカと当時のソ連が締結した中距離核戦力全廃条約から、先日アメリカが離脱を表明しました。これにより、アメリカはより強い核兵器を手にすることができ、それが抑止力につながるとトランプ大統領は独自の見解を示しているそうです。
一方で、NATO(北大西洋条約機構)に対しては不満を示しており、トランプ大統領は「(分担金などで)アメリカは長い間不当に扱われてきた」と発言しています。さらには、同盟国の分担額を増やしたのは自らの手柄だと主張し、米軍をさらに強い組織にしていくと表明。そして、2月27日(水)、28日(木)に2回目となる米朝首脳会談をベトナムでおこなうことを正式に発表しました。
仲野さんによると、トランプ大統領は「(米朝首脳会談は)成功するだろう」と自信たっぷりに語っていたそうです。さらに、「私が大統領になっていなければ、今頃アメリカと北朝鮮は戦争状態にあっただろう」と、自分の手柄を強調するところが目立ったそう。そんな様子に、仲野さんは「アメリカが1つにまとまるかについては、まだまだ時間がかかりそう」と見解を述べていました。


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【番組概要】
番組名:クロノス
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜8:55
パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)
アシスタント:綿谷エリナ(月〜金)
番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/


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