TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、ミュージシャンの石井竜也さんと常連客の東京藝術大学学長・日比野克彦さん。ここでは、石井さんが12月20日(水)にリリースするニューアルバム『DEEPER』を深堀りしました。

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(左から)日比野克彦さん、石井竜也さん



◆ディスコサウンドを詰め込んだアルバム

日比野:今度また新しいアルバムを出されるんですね。ディスコサウンドがコンセプトだそうですが。

石井:はい、“今時ディスコサウンドをやっているやつなんざいねぇだろ”っていうことで(笑)。ディスコサウンド自体は1980年から5年間ぐらいしか流行していないんですよね。

日比野:そっか。

石井:ムーブメント自体は非常に短いんですよ。それから、いろいろな変遷をたどっちゃって、ずいぶんとバカにされていた時代があったんですよね。だから、米米CLUBのときはそれができなかったので、一度米米CLUBは解散しているんですけど、そのタイミングでちょっとディスコサウンドをやってみようかなと思って。

かといって、当時の僕は(アルバム)1枚全部をディスコサウンドにするほど音楽の才能がなかったので、アルバムを出すときに2〜3曲ほど入れていたんですね。

それを集めてみたら30曲ぐらいになっていたので、2曲ぐらい新しいのを作って、今回(アルバム2枚組とライブ映像を収録したBlu-ray付きの)BOXとして出すことになりました。

今、若い人たちのあいだでLP盤(直径30cmのレコード)が流行っていたりするんですよ。音楽の柔らかさというか、デジタルでは出せない音、ノイズとかも混ざることでかっこいい(音が聴ける)みたいなことで、また見直されてきているところがあるんですよね。

それで、(このタイミングなら)ディスコサウンドがぴったりくるんじゃないかなと思って。今ギラギラにやっている連中や、昔のディスコサウンドをよく知っている連中と組んで作ったのが、このアルバムです。

日比野:ディスコサウンドっていうと、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」は流行ったよね。あの頃の写真を見ると、こうやって(代表的な決めポーズを)やっている写真をよく観るもんね(笑)。

石井:このあいだ(映画を)観てみたんですけど、正直つまらなくて半分も観られなかったですね(笑)。

日比野:(笑)。

石井:“これを書いた人は何を考えて書いたんだろう”っていうぐらい。恋愛観もあの頃は単純だったんですね、すぐに交わっちゃったりして(笑)。

日比野:まさにサタデーナイトだね(笑)。

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/speakeasy/