NBAの2019-20シーズンは7月30日から再開予定だが、新型コロナウイルスによる影響は今もアメリカ国内の広範囲に及んでいる。CNNのレポートによれば、試合を行なうフロリダ州では感染件数が20万件を突破し、7月4日に報告された感染者数は1日当たりの報告数で過去最高の1万1458件だった。

 このため、NBAでも感染リスクの高い高齢のコーチを現地へ派遣するのを見送るチームが出てくるなど、様々な影響が出ている。

 そんななか、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは再開について常に前向きだったという。

 昨季の新人王はZOOMのインタビューで「再開をためらったことはない。ずっとプレーしたかったんだ。僕はバスケットボールが恋しかった。ただプレーしたいだけだよ」とコメント。

 ドンチッチにとって自粛期間で最も大変だったのは、外出できないことだったという。無論、それは練習を含めたバスケットボールをプレーする機会を制限されたからだ。3月11日の中断から4か月近くが経過し、試合勘の欠如を心配する声も聞かれるが、「コンディションはいいし、オーランドで試合が始まる頃にはさらに良くなると思う」と語った。
  中断期間中、ドンチッチは母国スロベニアに戻っていたが、6月22日にダラスへ帰還。その後はチームの施設で個人練習に取り組んでいる。マーベリックスはフロリダ入りするまで合同トレーニングを再開しない予定だが、「できるだけ多くの試合に勝ちたいと思っている。プレッシャーもなく、楽しくバスケットボールをして、目標を達成するんだ」と、楽しみつつも貪欲に勝利を追い求めている。

 今季2年目を迎えたドンチッチはここまで54試合に出場し、平均28.2点、9.3リバウンド、8.7アシストをマーク。得点とアシストはリーグトップ10入りを果たしており、MVP候補にも名前が挙がっている。

 マーベリックスは現在40勝27敗(勝率59.7%)でウエスタン・カンファレンス7位。プレーオフは未当確ではあるものの、8位のメンフィス・グリズリーズには7ゲーム、9位のポートランド・トレイルブレイザーズには10.5ゲーム差をつけており、ポストシーズン進出の可能性は高い。

 初の大舞台で21歳の若きエースがどんな“伝説”を残すか大いに注目されるが、まずは7月31日に行なわれる初戦(vsヒューストン・ロケッツ)を楽しみに待ちたい。

構成●ダンクシュート編集部

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