現地14日、イタリアの男子バレーボール セリエAの延期となっていた第15節が行なわれ、日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノが、ヴィボ・ヴァレンティアにセットカウント1-3(21-25、25-18、22-25、12-25)で敗れた。

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 同11日に行なわれた前節では、25得点を挙げた石川の活躍などで強豪ルーベ・チヴィタノーヴァを追い詰め、復調の兆しを見せたミラノ。その勢いを維持して、年明けから続く連敗を、このアウェー戦で止めたいところだったが、厳しい結果が待ち受けていた。

 ミラノは、昨年11月の試合で負傷し、離脱が続いていたオポジットのジャン・パトリ(フランス)を先発メンバーに起用。第1セットは、相手にいきなりエースを決められ、そこから3連続得点を許してしまう。しかし、石川のバックアタックとパトリのエースで同点に追いつくと、まだコンディションが万全でないパトリをベンチに下げて、アウトサイドヒッターのスティーブン・マー(カナダ)を投入。石川が安定したレセプションでチームを支えるが、ミラノは後半に失点が続いてしまい、このセットを落とした。

 第2セット、接戦が続く中、石川はさらに安定感を増したレセプションでチームに貢献する。ミラノは、石川のバックアタックをきっかけに3連続得点を挙げると、リードを保ったままこのセットを奪取。続く第3セットは大接戦に。石川は得意のブロックアウトを狙った攻撃に加え、ダイビングからワンハンドでボールを捉えるなど、好守でチームを牽引。トップ3入りを狙うヴァレンティアを相手に22-22として、チャンスをつかみかけたミラノだったが、最終局面の連続ミスでこのセットを失ってしまう。突入した第4セット、ミラノは、嫌な雰囲気を払拭できないまま、18-9と点差が開いたところで、石川とベテランセッターのニコラ・ダルデッロをベンチに下げて2枚替えを試みる。それでも、リズムは戻らずに敗戦。今年に入って連続4試合目、直近で連続5試合目となる黒星を喫した。
  この日の石川は、チーム2位の10得点(アタック8、ブロック1、エース1)を記録。レセプションでは、返球率50%(A・Bパス)、パーフェクト44%をマーク。

 試合後「チームとしては、スパイクが(=セッターとスパイカーのタイミング)合わなくて(相手コートにボールを)返すということが起きてしまっているので、セッターや、フォーメーションが変わったりする中でも、しっかり対応していかなければいけない」とし、自らは「もっと強力な、威力のあるサーブ」を課題とした。

 厳しいチームコンディションと強豪勢との連戦が重なり、連敗からなかなか抜け出せないミラノ。次戦、日本時間1月18日午前2時から行なわれる第19節では、首位セーフティ・ペルージャとのアウェイ戦に挑む。

構成●THE DIGEST編集部