バドミントン男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗が、3月17日に開幕の『全英オープン』で1年2か月ぶりに国際大会に復帰する。

 昨年1月『マレーシアマスターズ』優勝後に交通事故に遭い、右目眼窩底骨折。新型コロナウイルスの影響もあり長らく実戦から遠ざかっていたが、昨年12月の『全日本総合選手権』で国内戦に復帰すると、いきなり優勝と世界王者の貫禄を見せた。

 この驚異的な復活劇は国内外で注目されたが、今回の全英オープン開催にあたり、さらにライバル国・マレーシアは桃田に対する警戒心を強めているようだ。『New Straits Times』のファビアン・ピーター記者は、「サムライの帰還に備えろ」と銘打った記事で、元世界ランク1位で現在マレーシアのコーチングディレクターを務めるウォン・チューハン氏の言葉を紹介。同氏は全英オープンでの日本勢参戦について、「全英オープンはオリンピック予選ではないが、今年は前回大会とは違う。日本選手が戻ってくる。我々の選手たちは彼らに備える必要がある」と厳しい戦いに備えるように促したという。
  桃田の初戦の相手は、過去4戦全勝と相性のいいカシャップ・パルパリ(インド/世界ランク26位)。順当に勝ち上がれば、準々決勝でマレーシアのリー・ジジャ(同10位)と対戦となる。日本のエースは国際舞台での復帰戦で、どの様なパフォーマンスを見せるか。2年ぶりの同大会優勝にも期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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簡単な試合など1つもないと思う。
それでも今まで自分がやってきたことを信じて海外遠征精一杯戦ってきます。
応援してくれる人への感謝の気持ちを忘れずに。
東北の皆さんの為にも。

行ってきます!#桃田賢斗#感謝 #初心を忘れずに pic.twitter.com/iKyrXCoNQV

— 桃田賢斗 (@momota_kento) March 13, 2021