日本のエースが堂々の戴冠だ。

 バドミントンの全英オープンの女子シングルス決勝が21日、イギリス・バーミンガムで行なわれ、世界ランク4位の奥原希望がタイのパルンパウィ・チョチュウォンと対戦。奥原がゲームカウント2−0(21−12、21−16)で世界ランク11位の相手を下し、2016年以来5年ぶりの同大会優勝を飾った。東京五輪を控えたこの年に、会心のプレーで世界に存在感をアピールした形だ。

 立ち上がりは相手に先行を許す展開だったが、様子を見ていた奥原は、1−4から持ち直して11―6と逆転に成功。そこから一気にペースを握り、21−12で第1ゲームをモノにする。
  続く第2ゲームも、同じく序盤はポイントを許したが、徐々にペースを上げ11−9として折り返し。インターバル後も、持ち前のステップワークでチョチュウォンの強打にしっかり食らいつき、リードを保ったまま試合を進めた。風の影響からか、第1ゲームと比較してミスが目立ち、本人の苦い表情も度々見られたが、最後は相手のミスショットをしっかり見送って21−16で勝利。グッと拳を握り、笑顔を見せた。

 優勝した昨年10月のデンマークオープン以来となる国際大会で、またも頂点に立った奥原。コートを広くカバーするフットワークと粘り強いラリーには、風格すらが漂っていた。今夏の東京五輪に向けて、大きな弾みとなる1勝になったことだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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