東京五輪の陸上競技テストイベント『READY STEADY TOKYO』が5月9日に国立競技場で開催される。大会を翌日に控え、女子10000メートルで五輪代表の新谷仁美が会見に臨んだ。

 来る東京五輪のメイン会場となる国立競技場で初のレースに挑む新谷は、今大会5000メートルにエントリー。同種目では、昨年9月の『全日本実業団対抗』で日本歴代2位の14分55秒83をマークしており、「今後の10000メートルのためにも、世界で勝負する意味でも、明日は日本記録を意識したペースで臨んでいきたい」と意気込みを口にする。

『全日本実業団対抗』では、400メートルを71〜72秒のペースで進め、ラストで上げて好記録に繋げた。そんな新谷は「日本記録を出す意味では、やはり70〜71秒ペースで押していくっていうのと、ラスト私はいつも課題なので、そこは有難いことに外国人選手がいますので、そういった選手が必ず出てくると思うので、ラスト1周は本当に意識して、前回負けていますのでそこは勝ちに行きたい」と力を込めた。
  コロナ禍でスポーツイベントが開催されることに様々な声があがり、時には心無い言葉がアスリートに届くこともある。33歳のベテラン新谷はそんなマイナスな意見にも耳を傾ける。

「普段応援してくれる人たちだけでなく、ネガティブに思っている方の気持ちにも、両方に寄り添えるような形で競技を進めていきたいと思いますし、競技だけでは表現できない部分は言葉でしっかり、自分の意志をもって述べていきたい」

 五輪の会場で、福士加代子が2005年に樹立した14分53秒22の日本記録を破る快挙となるだろうか。注目の女子5000メートルは20時35分に競技開始だ。

構成●THE DIGEST編集部

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