今季のメジャーリーグで連日のように興味深い活躍を続けているのが、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。
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 渡米4年目を迎えた26歳は開幕から投打で出色のパフォーマンスを披露している。投げては3度の“リアル二刀流”をこなし、5月11日のヒューストン・アストロズ戦では今季最長の7イニングを投げて10奪三振と好投。打っては両リーグトップタイの12本塁打に加え、OPSも.898と軒並みハイアベレージを記録している。

 全てが印象的なプレーばかりだ。直近のボストン・レッドソックスとの3連戦でも、初戦でレフトにそびえる「グリーンモンスター」を越える特大アーチを放てば、最終戦では9回2死から逆転となる2ランホームランをライトスタンドに叩き込んだ。

 一部でMVP候補にも推される大谷には、ライバルたちも一目を置いている。現地時間5月17日からエンジェルスとの3連戦に臨むクリーブランド・インディアンスのクリス・アントネッティ編成部長は、「彼のやっていることはとても珍しい。間違いなく一世一代の才能の持ち主だよ」と語っている。

「あれだけハイレベルなことを投打でできる選手やアスリートは他にいない。本当に並外れていて、唯一無二だと言える」
  アントネッティ氏はかつてインディアンスのスカウトを務めていた時代に、MLB通算251勝の怪腕C.C.サバシアらを発掘。2010年に同球団のGMに転身してからもトッププロスペクトの獲得などに尽力してきた。まさに原石発掘のプロフェッショナルだ。

 これまでに幾人もの逸材を見出してきた男は、「私は彼がプレーし、我々と戦う姿を本当に楽しみにしているんだ」と語る。

「もし、身体を休ませるために出なかったとしても問題はないよ。対戦しなくて済むと言う意味でね(笑)。でも、戦う準備はできているし、彼のような選手は本当に見たことがないからプレーするところ心底楽しみたいと思ってる」

 敵球団の幹部からも熱視線を送られる大谷のスター性は、やはり図抜けていると言っていいだろう。我々の予想を上回るパフォーマンスへの熱狂はますます強まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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