東京五輪の競泳女子200m個人メドレー決勝が7月28日に行なわれ、大橋悠依が2分8秒52で優勝。初の五輪ながら400m個人メドレーに続く二冠を達成し、競泳女子史上初の快挙を成し遂げた。

 同種目の世界記録保持者でリオ大会では3種目で金メダルに輝いた「鉄の女」ことカティンカ・ホッスー(ハンガリー)が、同レースの1レーンに登場。大橋は女王の隣のレーンからのスタートとなった。

 好スタートで飛び出した25歳は、2種目目の得意の背泳ぎを終えた時点で2番手に浮上。同順位をキープしたままレースを進め、ラスト5m勝負に持ち込むと、最後はノーブレスで水を掻き、必死で壁をタッチ。2位のアレックス・ウォルシュ(アメリカ)と僅か0.13秒差で制した。

 この好レースには海外メディアも熱い視線を送っている。米放送局『ESPN』でキャスターを務めるチロ・プロクナ氏は、「200メートルも制すなんて何て圧倒的なんだ!地元のユイ・オオハシが東京2020で2つ目の金メダルを獲得!100分の1秒差でアレックス・ウォルシュを打ち負かした」と賛辞を贈っている。
  またアメリカのスポーツメディア『SB Nation』を執筆をするクリスチャン・ダンドレア記者は「ユイ・オオハシは最高に可愛らしいエネルギーを持っていて、競泳を支配している」と絶賛している。

 夢の大舞台で本領を発揮した大橋。レース後には「まだ夢みたい! 実感はない」とコメントしており、自身も驚きを隠せないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】初の五輪で金メダル獲得!笑顔溢れる女子競泳界のニューヒロイン大橋悠依!