8月1日に最終日を迎えた東京五輪のゴルフ競技。日本代表の松山英樹は3位タイでホールアウトしプレーオフに進出したが、1ホール目にボギーを叩いて脱落し、銅メダルを逃した。
 
 松山が表彰台を逃したことに日本では落胆の声が上がっているが、英日刊紙『イブニング・スタンダード』は、「日本にとっては次善の結果となった」と意外な総括。その理由として、優勝したザンダー・シャウフェレ(米国)のルーツを挙げた。
 
 母親が日本育ちで、祖父母が現在も東京在住というシャウフェレ。これまでも試合で来日するたびに熱い声援を受けており、記事は「最後に日本でプレーした2019年のZOZOチャンピオンシップでは、観客に何十人もの親戚がいた」とその様子を紹介した。
  残念ながら無観客となった今大会だが、同記事は「ホストが望む結果にはならなかったかもしれないが、今夜、東京のどこかでとても喜んでいる人がいるだろう」と結び、改めて優勝を祝福している。
 
 松山が初勝利を挙げたマスターズでは、同組で優勝争いをしているにもかかわらず、励まし合ってコースを回る姿が印象的だったシャウフェレ。“第2の母国”での圧巻のプレーは、再び日本のゴルフファンの心を打ったことだろう。

構成●THE DIGEST編集部