8月4日、東京五輪の野球準決勝で“宿敵”韓国と対戦した日本は、8回まで膠着状態が続いた激闘を5対2で韓国を下した。これで1996年のアトランタ大会以来、25年ぶりに決勝進出を決めた。

 3回に先制した日本だったが、5回に追加点を奪うも、6回には同点に追いつかれる苦しい展開となった。それでも8回2死満塁で山田哲人が走者一掃の適時二塁打で勝利を大きく引き寄せると、最後は守護神の栗林良吏が抑えて勝利を収めた。

 この熱戦の模様を韓国メディアも大々的に報じている。日刊紙『The Korea Herald』では、「悪夢の8回だった。韓国は日本に2対5で敗れた」と続けた。

 彼らが「悪夢」と言うのも無理はない。韓国は8回1死一塁の場面で致命的なミスを犯してしまったからだ。日本の近藤健介を一塁ゴロに打ち取り、併殺に切って取れると思われたが、2塁からの送球を一塁カバーに入ったゴ・ウソクが受けるも、ベースを踏み間違えたため、アウトを奪えなかったのだ。

 一連のシーンについて同紙は「ゴ・ウソクがベースカバーに入った際に、ベースを踏み外し打者を出塁させた。それに続き、さらに満塁を許すと、ヤマダに左中間フェンス直撃の2塁打を放たれた」と嘆いた。
  また、同紙は日本の先発を務めた山本由伸から6回、パク・ヘミン、カン・ペクホ、イ・ジョンフが打ち、継投した岩崎優からはキム・ヒョンスが繋いで同点とした場面について「日本のベンチが慌てていた」と評価。そのうえで「8回3失点はあまりに大きく、これを補うには力不足だった」と認めた。

 決勝は8月7日だ。ロサンゼルス大会以来の金メダルを狙う侍たちは、どの様なパフォーマンスを見せてくれるだろうか。期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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