シーズンも終盤戦を迎え、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の調子が上がらない。確実と目されていた今季のアメリカン・リーグMVPの獲得も一部からは疑問の声が挙がり始めている。

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 そんななか、改めてア・リーグのMVPとして大谷を推挙したのは、エンジェルスの専門サイト『Halo Hangout』だ。彼らは9月16日(現地時間)に掲載された記事内で、MLBの公式番組『MLB Network』でアナリストを務めるダン・プリーサック氏の「オオタニはア・リーグのMVPに値しない」という主張に異議を唱えている。

 1980年代から90年代に中継ぎとして3度のオールスター出場経験を持つプリーサック氏は、大谷の代わりにラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)をMVPに推している。その理由は明確で、「彼(ゲレーロJr.)はプレーオフ争いという、よりプレッシャーのかかる状況でいかに支配的であるかを証明しているから」というものだ。
  しかし、『Halo Hangout』はプリーサック氏に真っ向から反論。「オオタニはゲレーロよりもはるかにプレッシャーのかかる状況に置かれているのだから、もちろんこの主張は意味をなさない」と指摘し、こう論じた。

「チーム全体を背負うことは、競争力のある堅実なチームでプレーできる贅沢な状況よりも、はるかに大きなプレッシャーを伴うだろう」

 さらに「ヘイロー(エンジェルスの愛称)がプレーオフ進出しなくても、オオタニやトラウトがMVP受賞を阻むことはできない」との予測を示した同メディアは、「今までもそうだったし、今シーズンもそうなることはない」と断言。そして「投票者全員がバカではないんだ」と続けた。

 現時点では議論に終わりは見えない。はたして、残りわずかとなったレギュラーシーズンで、どのような結末を迎えるだろうか。45ホーマーを放っているサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)を含めた白熱の本塁打レースも含めて注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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