現地時間9月19日、本拠地で行われたアスレティックス戦に「2番・投手」で先発した大谷翔平(エンジェルス)が、8回2失点でマウンドを降り、今季10勝目はならず。1918年のベーブ・ルース以来、実に103年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」達成を逃したが、その鬼気迫るピッチングには賞賛の声が相次いでいる。

 2被弾で2点を失ったものの、奪った三振は10個。7回には三者連続三振、8回には1死満塁のピンチを99マイル(約159キロ)を叩き出すピッチングで見事0点に抑え、思わずガッツポーズする場面もあった。この時、大谷にはファンから万雷の「MVP!」コールが贈られた。

 全米きっての大谷マニアとして知られる『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダーは、この投球を見て思わず「信じられない!(INCREDIBLE)」とツイート。『ロサンゼルス・タイムズ』紙のコラムニスト、ヘレーネ・エリオットも「非常識だ!(insane)」と称賛するほどだったが、アスレティックス先発のフランキー・モンタスはその上を行った。
 
 7回を投げて何と1安打無得点。エンジェルス打線は完全に抑えられ、大谷も2打数無安打(2四球)。だが、モンタスの降板後にエンジェルスは奮起し、9回裏に2点を挙げて同点に追いつき、大谷の黒星を見事に消した。これにはバーランダーも「オオタニの負けが消えた!」と思わず大喜びだった。ただ、試合は延長戦の末にエンジェルスが2対3で敗れた。

 エンジェルスは今日を終えて、今シーズンはあと13試合を残している。大谷もおそらく、あと1度か2度は先発の機会があると思われる。諦めるのはまだ早い。次回こそは103年ぶりの偉業達成に期待したい。
 
構成●THE DIGEST編集部

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