大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を巡る審判の“不可解なボール判定”により、現地がざわついている。

 現地9月23日に行なわれた今シーズン最後のヒューストン・アストロズ戦に「2番・DH」で出場した27歳は、3打席連続で四球を選ぶ1打数無安打を記録した。話題を呼んでいるのは、第3打席の2つ目の四球に対する判定だ。

【動画】不可解な判定シーン!アストロズ捕手のフレーミングに難あり!?

 同点の6回一死、フルカウントから先発右腕ランス・マッカラーズJr.が低めの絶妙なコースにスライダーを投じた。これを大谷はボールと見極め見送り、捕手のマーティン・マルドナードは大胆に救い上げながら捕球した。だが審判の手が上がることはなく、四球と判定が下されたのだ。

 27歳の出塁により試合を大きく動かすことになった。大谷が快足を活かし二盗を決めチャンスメイクすると、5番ジャック・メイフィールドの左翼線適時二塁打とすると、勝ち越しのホームを踏んだ。これが勝敗を左右する得点となり、チームは3対2で競り勝った。

 試合後には、やはりアストロズ側は納得がいっていない様子を見せていた。名将ダスティ・ベイカー監督は、「みんなイライラしていたが、オオタニへの球はストライクだった。あれであの回は終わっているはずだ」と表情を曇らせた。
 「このボール判定は、エンジェルスにとって試合を決定づける得点を生んだ」と振り返ったエンジェルスの地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は、審判の判定に非があるのではなく、アストロズ捕手のプレーに言及した。

「キャッチャーが必要以上にミットを動かし過ぎたことで起こったようだ」

 ゾーンギリギリの絶妙な所に決めた球だけあり、大きく動かしたことでボールだったと誤認した可能性があると言う。いずれにせよ判定が覆ることはないが、このワンプレーで、行き過ぎたフレーミングがマイナスに働くこともあると、選手を含め多くの人が再認識したに違いない。

構成●THE DIGEST編集部 

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This turned out to be a pretty big call the Angels got, leading to the game's decisive runs.

Seems like this is what happens when the catcher moves his glove too much to "frame" a pitch that doesn't need any help. pic.twitter.com/avobWLb1ek

— Jeff Fletcher (@JeffFletcherOCR) September 24, 2021