2021年のMLBにおいて二刀流で快進撃を続け、文字通り歴史を作った大谷翔平。そんな偉才が放った46本塁打を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る。

 今回は、あと単打だけの“準サイクル”を記録したレイズ戦での一振りをプレーバック。前々日にキャットウォークまでかっ飛ばす本塁打を放っていた大谷は、好調をそのままにレフト方向へ技ありの圧巻弾をマーク。この驚異というほかにない男に、敵捕手も脱帽するしかなかった。

記事初掲載:2021年6月28日

【動画】逆方向に放った技ありの25号! 現地カメラが上空から収めた貴重映像でチェック

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 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、敵軍が脱帽してしまうほどの出色のパフォーマンスを披露した。

 現地時間6月27日、敵地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「2番・DH」で先発出場した大谷は、25号アーチを含む4打数3安打と大活躍。見事にチームを逆転勝ちに導いた。

 6回に勝ち越し二塁打、7回に同点三塁打と2本の価値ある長打を放っていた大谷が、より強烈なインパクトを残したのは9回だ。2死無塁で打席に立つと、カウント2-1から内角に投じられた4シームを捉えた打球は、左中間方向にぐんぐん伸びてスタンドイン。試合の趨勢を定めるソロアーチとなった。
  今季25号は1位のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に1本差、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)に並ぶメジャー2位。さらにチーム77試合目での到達は、なんと球団史上最速記録。これを投手として活躍を続けながらやってのけてしまうのだから、驚異的というほかにない。

 このレイズとの3連戦では、11打数6安打5打点2本塁打と打ちまくった。そんな大谷の対応に追われた相手捕手のマイク・ズニーノは「オオタニはスペシャルな存在だ」と手放しで賛辞を送った。

「この3日間、彼とは連続して対戦したけど、あの能力と才能はもう隠すことはできないね。本当に素晴らしい打者だ。それでいて5〜6日ごとに登板して100マイル(約161キロ)を投げるんだろ? 信じられない才能だ……。試合の途中まで僕らは彼を寄せ付けないようにできたと思う。だけど、彼はそれを凌駕するんだ。本当に最後の最後まで気が抜けないんだよ」

 昨シーズンのアメリカン・リーグ王者を相手に、まざまざと力を見せつけた大谷。その勢いはとどまるところを知らない。

構成●THE DIGEST編集部

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