2021年シーズンの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が披露した快進撃は、球史はもちろん、スポーツ史に残るものだった。

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 渡米4年目のサムライは投打で違いを生み出した。打撃では本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーに加え、100打点、103得点をマーク。投げても23先発(130.1回)で、防御率3.18、156奪三振を記録。“リアル二刀流”で球界を席巻し、ベーブ・ルースですら成しえなかった史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)もやってのけたのである。

 アメリカン・リーグのMVPも当然のように受賞した。それも全米記者連盟の投票によって行なわれる同賞では史上19人目、日本人では初となる満票による選出。大谷の凄みを野球の本場が認めた瞬間だった。

 今月12日には、米老舗ファッション誌『GQ』の表紙を飾るなど、その知名度はもはやスポーツ界だけにとどまらない感すらある。そんな二刀流戦士の功績は衰えずに評価され続けている。現地時間1月23日には、米スポーツ専門メディア『The Athletic』が、「アメリカの歴史的快挙」と銘打った独自ランキングを設定。全体の8位に大谷の“リアル二刀流”を選んだ。 ランクされたのは、バリー・ボンズ(野球)、サイ・ヤング(野球)、タイガー・ウッズ(ゴルフ)、ベーブ・ルース(野球)、ウェイン・グレツキー(アイスホッケー)ら、いずれも世界的にヒストリカルなアスリートばかりだ。そのなかで8位に選ばれた大谷について、同メディアはこう論じた。

「エンジェルスの強打者兼投手であるオオタニは、そのマウンド上と打席で見せつける剛腕ぶりから、『現代のベーブ・ルース』と呼ばれることもある。しかし、実際に彼が2021年シーズンにやってのけたのは、ルースとの比較よりもさらに驚くべきものだ。オオタニはルースが決してしなかったことをした。彼は156個の三振を奪った年に、46本の本塁打を放ったのだ。MLB史上で、投手として100個以上の三振を奪いながら、シーズン10本以上の本塁打を記録した選手は他にいない」

 大谷の凄みを如実に物語る数字を列挙した同メディアは、さらに続ける。

「オオタニの実力が他と異なるのは明らかだ。彼はシーズン100以上の奪三振を達成した歴代投手たちの400倍もの本塁打を放ち、シーズン40本塁打を放った打者たちの1000倍もの三振を奪ったのだ。こんな選手は今までにいなかった」

 かのルースもシーズンを通しての二刀流はわずか2年(18年、19年)しかやれていない。今季以降の大谷には、“野球の神様”を超える継続的な活躍が期待されるが、はたしてどうなるか。もしも、達成できれば、『The Athletic』のランキングも変動しそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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