シーズンも後半戦に入り、ポストシーズンの話題とともに野球ファンの興味を引き寄せているのが、各賞の受賞候補だ。

 昨季はロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、アメリカン・リーグMVPを満場一致で受賞した他、全部で11の賞を獲得した。

【動画】無死満塁…絶体絶命のピンチから圧巻の三者連続三振! 大谷翔平の奪三振ショーをチェック 大谷は昨季、以下の賞を獲得している。アメリカン・リーグMVP、年間最優秀選手(選手間投票)、年間最優秀選手(ベースボール・アメリカ)、野手部門最優秀選手(ベースボール・ダイジェスト)、コミッショナー特別表彰、年間最優秀選手(スポーティング・ニュース)、シルバースラッガー賞、オールMLBファーストチームDH部門、オールMLBセカンドチーム投手部門、エドガー・マルティネス賞。

 昨季の大谷は、DHとして打率.257、46本塁打、100打点、OPS.965、26盗塁という成績を残した。

 今季もすでにいくつかの賞に候補者として大谷の名前が挙がっているが、現時点では昨年レベルの打撃成績に達していないのに加え、すでに現地9日時点で44本の本塁打を放っている最大のライバル、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが控えている。本塁打数ではリーグダントツの1位、プレーオフ進出も確実視されているチームに所属しており、大谷も昨季と同じ数の受賞はハードルが高そうな気配だ。

 しかしながら今季は、大谷の名が候補として挙がっている賞レースの中に、年間最優秀投手に送られるサイ・ヤング賞があるのだ。

 米メディアの『The Score』では今季の各リーグの投手ベスト5をピックアップしている。ア・リーグの5位には、大谷も名を連ねている。

 同メディアは「オオタニは現在、先発投手としての規程投球回に2イニングほど、足りていないが、ケビン・ガウスマン、ジャスティン・バーランダー、そして 2021年ア・リーグ サイ・ヤング賞の受賞者ロビー・レイより奪三振の数が多い。この生産性レベルを維持しながら、162イニング投げれば、サイ・ヤング賞として検討されるだろう。そして、忘れているかもしれないが、彼は24本塁打と11盗塁を記録している」とし、大谷が現在のペースで三振の数を重ね、162回を投げれば、打撃面も付加価値として受賞の可能性が出てくると言及している。
  大谷は現在、9勝7敗、防御率2.83 152奪三振 WHIP1.04の成績を誇っている。他のベスト5にピックアップされた選手の成績は以下の通りである。
 1位 ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)15勝3敗 防御率1.77 127奪三振 WHIP0.85
2位 ディラン・シース(シカゴ・ホワイトソックス)12勝4敗 防御率1.98 166奪三振 WHIP1.16
3位 シャーン・マクラナハン(タンパベイ・レイズ) 10勝5敗 防御率2.24  161奪三振 WHIP0.83
4位 ケビン・ガウスマン(トロント・ブルージェイズ)8勝8敗 防御率2.91 137奪三振 WHIP1.23

 現地時間9日(日本時間10日)には、敵地でのオークランド・アスレティックス戦に登板が予定されている大谷。登板日を前にした同8日のアスレティックス戦は44試合ぶりの欠場となったが、まずは万全を期して待望の10勝目を掴み取り、徐々にサイ・ヤング賞に近づいていってほしい。

構成●THE DIGEST編集部
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