ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間9日、セントルイス・カージナルス戦に先発登板し、メジャーでは自身初の10勝目を挙げた。「2番・DH兼投手」で出場した大谷は、6回を無失点に抑え、打者としても25号本塁打を放つなど投打で活躍。チームの5対1での勝利に大きく貢献した。

 球宴明け、後半戦の初戦を含め3度先発マウンドに登り「二桁本塁打&二桁勝利」に挑むも、いずれも黒星で終わっていた。その間は、好投しながらも打線の援護がなく敗れていただけに、自身の本塁打でも援護点を挙げたこの日の偉業達成は、多くのファンも待ち焦がれていた結果だった。

 この夏は、トレード移籍の噂も途絶えることなかった大谷。結局、エンジェルス残留となったものの、来オフにFAを迎える契約状況や、大物選手を抱えている球団の財政事情なども当面の間、語られ続けることは明らか。そのため、今夏のトレード期限は過ぎても日本人スターの将来を問う声は鳴り止んでいない。

【動画】イチロー超え! 大谷翔平の日米通算118号 米ニュースメディア『The Inquisitr』では、今シーズンオフで大谷がエンジェルスを離れる可能性について言及しており、移籍先としての球団名も挙げている。

 同メディアは、「ロサンゼルス・エンジェルスは、8年連続でMLBプレーオフを逃す構えだ。ジョー・マッドン監督を解任しても問題は解決していない」と、チームの現状を伝えながら「だが、ヘイローズ(エンゼルスの愛称)にとって最大の損失はグラウンド内の出来事ではない。どうやら、日本のスーパースター、ショウヘイ・オオタニを失う可能性があるようだ」と指摘。

 その上で「オフシーズンにトレードでニューヨーク・メッツがオオタニの移籍先となる可能性がある」と述べ、その理由として「メッツのGMであるビリー・エプラー氏は、実はエンジェルスがオオタニと契約したときのGMだったのだ」と報じている。

 さらに「オオタニとビリー・エプラーGMは強い絆で結ばれており、(大谷との)契約を結ぶのに十分すぎるほどの資金を持っている。オオタニは再結成を歓迎し、ワールドシリーズを目指すチームでプレーする機会を得るだろうから、アナハイムでの日々は終わる可能性が高い」と両者の関係性を強調した。

 記事では「二刀流スターは、将来的に新天地を見つけることに前向きなようだ」とも綴られている。さまざまな大記録を塗り替え続ける中、今後もグラウンド内外でその動向が多くの視線を集めることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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