テニス界のレジェンド、ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランキング2位)が、サッカーのアルゼンチン代表に対して口にした予言が的中した。

 20222年シーズンの戦いを終えたあと、11月23日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行なわれたエキジビションマッチに出場したナダル。その際にサッカーのカタール・ワールドカップでアルゼンチンが格下のサウジアラビアに逆転負けを喫したことについてコメントを求められると「彼らはただ単に初戦で負けただけだ。グループステージの試合はまだ2試合残っている」と語り、「私は今でもアルゼンチンが優勝候補の一つだと考えている」と語っていた。

 元サッカースペイン代表の叔父を持ち、自身も12歳まではサッカーをしていたナダルは、テニス界でもサッカー通として知られる存在。そんな男が押した太鼓判だったが、実際にアルゼンチンは続く第2戦でメキシコを2−0で撃破すると、現地11月30日に実施された第3戦ではグループ首位のポーランドに2−0で勝利。なんとグループトップの成績で決勝トーナメント進出を決めたのだ。

 ナダルが言うように、初戦のサウジアラビアに喫した痛恨の黒星はアルゼンチンにとって、ただの1敗にしかすぎなかった、というわけである。
  ナダル自身は熱烈なレアル・マドリー(スペインのクラブチーム)のファンであるため、宿敵FCバルセロナにリオネル・メッシ(アルゼンチン代表)が所属していた当時は何度も苦い思いさせられてきた。だが、それでも「彼(メッシ)は我々にサッカーの世界で数々の特別な瞬間を与えてくれたトッププレーヤーのひとり」とリスペクトするナダル。

 予言通りのアルゼンチン快進撃となったが、ナダルが一番気になるのはやはり母国スペイン代表であるはず。グループステージ突破がかかる日本との大一番、果たしてテニス界の偉才はどんな思いで試合を迎えるのだろうか。

構成●スマッシュ編集部

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