「自分たちは自分自身を信じてたんで」

 殊勲者となった田中碧は、そう語って、大金星を振り返った。

 現地時間12月1日、日本代表はカタール・ワールドカップのグループEの最終戦でスペイン代表と対戦し、2-1の逆転勝ちを収めた。

 世界を驚かせる逆転劇となった。キックオフ直後から80%を超える支配率を許した日本は、11分にアルバロ・モラタのヘディングシュートで失点。守備の出足も悪くスペインに守勢に回された。

 しかし、森保一監督が三笘薫と堂安律をハーフタイムに同時投入する積極采配を振るった後半にサムライブルーは盛り返す。投入間もない48分に堂安が同点弾を、51分には田中碧が逆転弾をねじ込んだ。

 初戦のドイツ戦に続く大金星で、森保ジャパンは大会前に「敗退予想」が大半を占めていた強敵揃いのグループを首位で突破した。
  これで決勝トーナメントに駒を進めた日本は、現地時間12月5日にグループFを2位通過したクロアチア代表と激突する。そんなサムライたちには早くも警戒の声が上がっている。

 同日にベルギー代表と0-0で引き分けた一戦を終えたクロアチアの主将ルカ・モドリッチは、「僕らは次に進むのに値する。今日は本当にタフな試合だった」と吐露。そのうえで、一発勝負の戦いとなる決勝トーナメントを展望した。

「次に進めたことは、僕らにとってとても重要だ。相手がどこであろうとベストを尽くすよ。スペインだろうと、コスタリカだろうと、日本だろうと、ドイツだろうと、どこかきても難しい。ここからの試合は本当に難しくなるんだ。だから、僕らは努力を惜しむつもりはない」

 はたして、日本は、より一層凄みを増してくる東欧の雄を相手にいかなる闘いを見せるのか。史上初のベスト8に向けた彼らのパフォーマンスは実に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

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