ヤクルトが開幕カード3連勝を決めた。

 4月2日、神宮球場で迎えた広島との3回戦は終盤8回に思わぬ形で勝ち越し打が生まれた。ヤクルトは2点リードを奪われた3回に山田哲人がレフトスタンド中段へ、今季第1号の2ランホームランで同点に追い付いた。

 4回以降は両チームの投手陣が踏ん張り2対2の均衡のまま、勝負は8回へ。この回、先頭打者の村上宗隆がフルカウントで迎えた6球目のストレートをライトへ大きな打球を放った。

 スタンドインかと思われた打球は向かい風で失速したが、ライトフェンス直撃の二塁打に。さらにこれを右翼手の野間峻祥がボールをファンブルし、もたつく間に村上は一気に三塁へ激走。なおかつ野間の悪送球も絡み、村上は勝ち越しのホームを踏み、ヤクルトが3対2と逆転した。
  記録は二塁打+失策となったが、結果的に村上の珍しい激走を目にしたファンは大興奮。SNS上では「実質、村上のホームラン!」「やっぱり持っているんですね!村神様」「全力で走ったのもえらい」と村上の激走を称賛する声が挙がるなか、痛恨のエラーを犯した野間に対しては「何が起こったんや!」「なんだこれえええ」「は???」「野間やらかす」と批判する声もあった。

 勝ち越したヤクルトは9回に新守護神の田口麗斗を投入。ランナーを1人許すが、後続を抑えて開幕3連勝。セ・リーグ3連覇に向け、最高のスタートを切った。

構成●THE DIGEST編集部

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