現地時間5月2日、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・レイカーズのカンファレンス準決勝第1戦が行なわれた。

 ウエスタン・カンファレンス6位のウォリアーズと同7位のレイカーズという下位シードによるマッチアップ。昨季王者のウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、ケボン・ルーニー、レイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスが先発を務めた。

 第1クォーター、ウォリアーズはカリーとトンプソンのスプラッシュ・ブラザーズがそれぞれ10得点をあげれば、レイカーズもデイビスが8本中7本のシュートを決めて14得点、途中出場の八村塁もジャンパー2本とフリースローを2本成功し6得点。最初の12分は31−29とウォリアーズの2点リードで終える。

 第2クォーター、レイカーズは序盤にデニス・シュルーダーの連続得点で逆転するが、ウォリアーズもウィギンズのフェイダウェイやジョーダン・プール、ジャマイケル・グリーン、トンプソンの3ポイントなどで再びリードを奪う。レイカーズは前半で3ポイントがわずか1本(ウォリアーズは13本)の成功に終わるも、ペイント内で32得点、フリースローを成功率94.1%(16/17)と着実に沈めて65−64と1点リードで前半を終了。
  後半序盤はお互いに点を入れ合う展開となったが、レイカーズは元ウォリアーズのラッセルの連続得点で一歩抜け出すと、前半2得点に終わったリーブスが3ポイントを2本、さらにレブロンも長距離砲を決め、リードを広げる。このクォーターでラッセルは10得点、リーブスが8得点と続き、レイカーズは96−88と8点リードで最終クォーターへ。

 勢いに乗るレイカーズは第4クォーターもオフェンスが好調で、残り6分にレブロンのジャンパーで112−98と14点差をつける。しかしウォリアーズはここから猛反撃。カリーの3ポイントプレーを皮切りに、トンプソンの3ポイント、そして残り1分38秒にカリーの3ポイントと14連続得点で同点に追いついた。

 土壇場で同点とされたレイカーズだったが、ラッセルのレイアップで再び抜け出すと、ディフェンスではカリーのショットをデイビスが値千金のブロック。その後はフリースローを確実に決め、117−112で大事な初戦をモノにした。

 レイカーズはデイビスが30得点、23リバウンド、5アシスト、4ブロック、レブロンが22得点、11リバウンド、4アシスト、ラッセルが19得点、6アシスト、リーブスが10得点、ベンチからシュルーダーが19得点をマーク。八村は11分18秒間の出場で6得点、1リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率100%(2/2)、フリースロー成功率100%(2/2)だった。

 ウォリアーズはカリーが27得点、トンプソンが25得点、ウィギンズが15得点、ルーニーが10得点、23リバウンド、5アシスト、プールが21得点、6アシストを記録。3ポイントはチーム全体で21本を決めたが、フリースローは5本(レイカーズは25本)に終わった。

 シリーズ第2戦は4日(日本時間5日)にチェイス・センターで開催される。

構成●ダンクシュート編集部

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