大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が投じたシンカーが51センチ動いたことに、驚きの声が上がっている。

 現地5月9日、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で出場した大谷は、5回に2ランホームランと連打を許し3失点も、7回(103球)を被安打6、与四球2、7奪三振と力投を見せた。

【動画】エグすぎる!51センチ移動する大谷のシンカー

 開幕からバッテリーを組んでいたローガン・オホッピーが肩のケガで離脱。さらには大谷と3試合バッテリーを組んだチャド・ウォラックが首痛で7日間の負傷者リスト入りし、この日は28歳のクリス・オーキーが大谷の女房役を務めた。

 サイ・ヤング賞候補の“二刀流スター”を、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、今回も注目していた。なかでも7回先頭のマーティン・マルドナードへ投じたシンカーの曲がり幅は凄まじかったようだ。前の打席で一発を許した元同僚に対してボールカウント2-2からの5球目、背番号17は低めいっぱいに95.3マイル(約153.3キロ)のシンカーを投げ込み、空振り三振を奪った。
  フリードマン氏は「20インチ(約50.8センチ)移動した!」と驚きをもって映像を共有。これには、「20インチ動くってどういうこと?」「エグい」「非常識だ」「人間じゃない」などと現地ファンの間で反響が相次いでいる。

 打者にとっては魔球を操る大谷であるが、この日は仲間の援護はなく、エンジェルスは1対3で敗退。28歳は今季初の黒星を喫した。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「完全にツボったわ」中継映像に突如登場した“愛してろ大谷”のプラカードが話題沸騰!「一生懸命さが嬉しいよね」

【関連記事】大谷翔平、ルース超えの偉業達成も5勝目ならず初黒星… 7回3失点の力投及ばず、元女房役に痛恨の逆転弾許す

【関連記事】「食事に行きたいかい?」再会を待ち望んでいたヌートバーの誘いに大谷翔平がまさかの返答!「彼はなんでもできるんだ」と米記者納得