バレーボール女子日本代表が正念場を迎える。

　国立代々木競技場第一体育館で開催されている『ワールドカップ』B組。８か国の総当たり戦で、上位２か国がパリ五輪切符を獲得する大会だ。火の鳥NIPPONは23日のトルコ戦に敗れて、連勝は「５」でストップ。トルコは６戦６勝で２位以上を確定させ、晴れて五輪出場権を手にした。

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　残る枠はあとひとつ。５勝１敗で２位につける日本は、24日19時25分から最終戦となるブラジル戦に臨む。対するブラジルも白星の数は同じで、６勝目を手にしたチームが最後の１枚を取ることになる。日本にとっては“勝ち”にこだわらねばならない、踏ん張りどころだ。

　B組の順位を見ると、トルコは16時開始のベルギー戦で２セット以上を取った時点で、１位通過が決まる。つまりフルセットの末に負けた場合でも、勝点が「１」入るので、首位を維持できる。その時点で、２位は日本対ブラジルの勝者だ。
 　世界ランキング１位であるため可能性は極めて低い話であるが...。トルコが１-３以下でベルギーに敗れれば、やや複雑になる。その場合は、日本対ブラジルの結果次第で順位が決まる。

・日本が３‐１以上で勝利→１位日本、２位トルコ、３位ブラジル
・日本が３‐２で勝利→１位トルコ、２位日本、３位ブラジル
・ブラジルが勝利→１位トルコ、２位ブラジル、３位日本

　最終日まで順位がもつれ込んだ今大会。日本ははたして何位でのフィニッシュとなるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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