第54回防府読売マラソンが12月3日、山口県防府市で開催され、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が2時間8分32秒で優勝した。川内にとって、同大会5年ぶり5度目の優勝を飾った。

【画像】川内が公開した感謝のメッセージと防府読売マラソンでの力走の様子 雨が降りしきるなか大逃げを打って4位に食い込んだマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)から49日後、36歳のベテランランナーが再び激走を披露した。30キロ過ぎから集団を抜け出し4人の争いとなると、川内は残り4キロ付近から仕掛け続け、40キロ過ぎで後続を振り切ってフィニッシュ。キャリア132回目となるフルマラソンをトップで駆け抜けた。

 レース後、川内は自身のXを更新。「#防府読売マラソンで5年ぶり5度目の優勝をしました。沿道の防府市民の方々や対向車線のランナーの声援に励まされて、昨年のリベンジを果たせました」と17位に終わった昨年の雪辱を果たしたことを報告し、さらに「大会記録には届きませんでしたが、13回出場した防府の中で一番速いタイム(2時間8分32秒)で走れました。沢山の応援をありがとうございました」と綴り、好記録での優勝を支えた声援に感謝の意を示した。

 川内の投稿をチェックしたファンからは「おめでとうございます。現状打破」「もはやバケモンですね。畏怖すら感じます。。」「今日の川内劇場も感動しました!!」「8分台さすがっす!」「進化を続ける凄い人」「熱い走りに感動しました」などと祝福や称賛のコメントが相次いだ。

構成●THE DIGEST編集部
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