フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル、女子シングル・フリースケーティング(FS)が12月9日に中国の北京で行なわれ、坂本花織は148.35点、合計225.70点を叩き出し、同大会での初優勝を果たした。初出場の吉田陽菜は141.51点、合計203.16点で銅メダルに輝いた。
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 そんななか、ロシアメディア『Sport24』は、同大会の酷評記事を掲載。まず、ショートプログラム(SP)については、「はっきり言ってつまらない結果に終わった」と評したうえで、「女子選手たちはありえないほどのミスを犯した。世界女王のカオリ・サカモトだけがクリーンなパフォーマンスを見せた」と報じた。

 続けて、同メディアはFSでの各選手のパフォーマンスについても言及。イザボー・レビト(アメリカ)は「FSでなんとかSPでの失敗を挽回することができた」、吉田は「明らかな回転不足があった」「まだ表現力が足りない」、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)は、「前半は良かったが後半のミスが目立った」「疲労のせいでダンスが人工的に見えた」など次々にぶった斬った。
  一方で、坂本に関しては絶賛の言葉を並べた。「カオリのスケーティングと華麗なジャンプ技術は、他のスケーターと比較して完全にレベルが異なる」としたうえで、「FSでは148.35点をマークし、圧勝だった」と記述。だが、「これでは、彼女がモチベーションを失うのではないか?」とも伝えている。

 とはいえ、こうした批判が生まれるのも、いまだに国際大会へ復帰できない状況が続くロシア側の不満が要因と言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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